2019.02.04
三菱ふそうトラック・バス株式会社川崎製作所様「ガスエンジンコージェネレーションシステム」の完成について
このたび当社は三菱ふそうトラック・バス株式会社川崎製作所様向け「ガスエンジンコージェネレーションシステム」が完成し、お客さまにお引渡しいたしました。
このプロジェクトは、お客さまの設備更新にあたり、当社がシステムの設計、調達、施工(土木建設工事、設備設置工事)、試験・試運転までを一括して受注したものです。(EPC契約)。当社は、新型ガスエンジンシステム発電による省エネルギー型の冷温水ネットワークシステムの構築をご提案し、お客さまにご採用いただきました。製作所内の電力源としてのみならず、ガスエンジンからの排熱を製作所内のオフィスや生産設備の冷暖房にも有効活用することができ、お客さまが求めるエネルギー効率の向上、CO2排出量削減の実現に大きく貢献するシステムとなりました。
当社は「暮らしのより確かな基盤をつくる」という基本理念のもと、電力設備の建設・保守に長年携わってきた実績とこれまで培ってきた技術力を駆使し、お客さまのご期待に応えるとともに、社会的責務・役割を果たしてまいります。

コージェネレーション:
コージェネレーションは熱と電気を組み合わせて発生させるシステム。国の「エネルギー基本政策」において熱利用の重要性が指摘されているが、熱電利用を同時に行うことによりエネルギーを最も効率的に活用できる方法の一つ。今回のお客さまのシステムは、発電と同時に発生する蒸気と温水を熱源として空調設備に再利用し、エネルギー利用効率を向上するもの。
EPC契約:
「Engineering, Procurement and Construction」の略で日本語に訳すと「設計、調達、施工」となります。