2025.08.04
境港バイオマス発電所のFIP制度への移行について
株式会社東京エネシス(本社:東京都中央区 代表取締役社長:眞島俊昭、以下「東京エネシス」)の100%出資子会社である合同会社境港エネルギーパワー(本社:鳥取県境港市 代表者:佐藤浩延)は、同社が運営・管理する境港バイオマス発電所(以下「本発電所」)について、本年8月1日よりFIT制度からFIP制度に移行しました。
本発電所は、PKS(パーム椰子種殻)を燃料とする出力2万4,300キロワットのバイオマス専焼発電所で、2022年10月の営業運転開始以降、FIT制度を利用して安定した電力供給を継続してきました。
FIP制度は、再生可能エネルギーの自立化と電力市場への統合を図るため、2022年4月から導入された制度です。FIP制度へ移行することに伴い、本発電所には供給する電気の計画値と実績値を一致させる計画値同時同量が課せられますが、新たな責務に対応することにより発電事業者としての経験を重ね、脱炭素社会の実現に向けて貢献してまいります。
東京エネシスは、本発電所の設計・調達・建設(EPC)から運転・保守(O&M)に至る総合エンジニアリング機能を担うとともに、燃料供給にも携わるなど、グループ一体となった取り組みを行ってきました。これからも、本発電所をマザープラントとして位置づけ、本発電所で得られた技術やノウハウを他のバイオマス発電プロジェクトに展開し、社内においても人材育成、技術伝承に活用していきます。
以 上