2025.05.08
会津こもれびバイオマス発電所お披露目会の開催 ~地域から愛される発電所を目指して~
東京エネシスは2025年4月24日、福島県会津坂下町に建設した「会津こもれびバイオマス発電所」の披露式典を現地で行いました。
本発電所は、国産の木質チップ(未利用材や一般材、建設廃材)を発電燃料とする出力規模7,100kWのバイオマス専焼発電所で、昨年12月に営業運転を開始し順調に稼働を続けています。年間送電量は約5,100万kWhを見込んでおり、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みとして、再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT制度)を利用し、発電する電気全量を東北電力ネットワーク株式会社に売電しています。
式典には当社の眞島俊昭社長はじめ古川庄平町長や自治体関係者、関係会社等約40人が出席し、発電所建屋の前でテープカットが行われました。
発電所を運営する合同会社会津こもれび発電所へは、当社を含めて4社が出資※をしており、当社は発電所の長期保守を担務し、運開後、円滑な運用に向けた技術支援を行っています。
※出資会社
株式会社東京エネシス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:眞島俊昭)、東京産業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:蒲原稔)、株式会社北越マテリアル(本社:福島県河沼郡会津坂下町、代表取締役:大矢秀樹)、株式会社SHICHIJO(本店:東京都千代田区、代表取締役:七條正嗣)〕
「お披露目会」で眞島社長は「営業運転を開始してから順調に稼働し、カーボンニュートラルに貢献する電力を送り続けている」と説明、会津地区の間伐材を燃料に使うことにより「地産地消で地域の経済にも貢献できる」とし、「安全・安心を第一に地域の皆さまから愛される発電所を目指していく」と決意を述べました。
合同会社の社長を務める当社の堀川優次郎常務執行役員は、報道陣のインタビューに、発電所の運営を通じて「地元木材の有効活用や地域の雇用を推進していきたい」と語りました。
当社は、引き続き、出資各社および合同会社会津こもれび発電所とともに、会津地域の皆さまからのご理解やご支援をいただきながら、環境負荷の低い再生可能エネルギー由来の電力の普及拡大と地域経済の発展への貢献を目指してまいります。
(写真)お披露目会での眞島社長あいさつ

(写真)テープカットの様子

(写真)集合写真

(写真)発電所全景

〔ご参考〕
・会津こもれび発電所HP
・2022.08.09公表 「会津こもれびバイオマス発電所の起工式を開催 ~工事着工に向けて安全を祈願~」
・2024.12.02公表 「福島県会津坂下町において、会津こもれびバイオマス発電所が営業運転を開始 ~安全対策を徹底し、脱炭素社会の実現に貢献~」