ニュース ニュース

2024.12.20 原子力発電所の水中作業及びエンジニアリング業務に関する協定 6回目の更新 ~30年におよぶ豊富な経験と実績でさらなる信頼獲得を~

 11月8日、東京エネシス本社において、株式会社東京エネシス、東海塗装株式会社、米国Underwater Engineering Services, Inc.(以下、「UESI社」)の3社は、原子力発電所において原子炉建屋内の原子炉格納容器下部にある圧力抑制室(サプレッション・チェンバ(以下「S/C」))内の保守・点検、補修作業を行う水中作業及び当該の作業のエンジニアリング業務について、これまでの協力関係を継続するための協定に調印しました(今回を含め6回目の協定更新)。

 当社は東海塗装株式会社とともに、米国内で水中工法の経験、実績共に豊富なUESI社と1994年に業務協定を結び、以来30年間に多数の施工実績を有しています。

 水中工法は、S/C内に保有する大量の水を抜くことなく、高い技術を有するダイバーの潜水作業により、S/C内水没部の保守・点検、塗膜・溶接の補修作業等を行うものです。水を抜く工法と比べ、工期短縮や廃棄物削減、被曝低減を図ることができ、安全性と効率性が向上するメリットがあります。

 本工法はS/C以外のプールやタンクでも活用可能であり、また排水が必要な工事の事前準備としても、水中の放射性物質除去による排水後の放射性ダスト拡散防止等に活用できます。

 当社は、このたびの協定更新により、30年におよぶ豊富な経験と実績を活かし、今後の原子力発電所の再稼働や廃炉作業に向けて、主要な顧客である東京電力ホールディングス株式会社様はもとより他の原子力発電事業者様のさらなる信頼をいただき、引き続き多くの作業で貢献できるよう努めてまいります。

 

調印式の風景

左から、東海塗装・奈良間社長、UESI社・グリフィン社長、当社・眞島社長

左から、東海塗装・奈良間社長、UESI社・グリフィン社長、当社・眞島社長

 

【原子力発電所原子炉格納容器の下部にある圧力抑制室】
原子炉格納容器の下部にあり、原子炉格納容器内圧力が蒸気等で上昇した場合にその蒸気を圧力抑制室内に導いて冷却することで原子炉格納容器内の圧力を低下させる設備。また、原子炉冷却材喪失事故時の非常用炉心冷却系の水源として水を貯蔵する役割もある。

一般財団法人日本原子力文化財団「原子力・エネルギー」図面集より引用・加工

 

TOP
TOP