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2023.10.02 高放射線量下領域での安全・確実な作業の遂行への挑戦 ~原子力本部に「ロボット開発推進グループ」を設置~

 当社は、東日本大震災以降、福島第一原子力発電所の廃炉作業に取り組むとともに、作業支援のための遠隔操作ロボットの開発を進めています。
 廃炉作業は、建屋内では高線量下での作業となり、ガレキ等の散乱によって、人員による環境調査や撤去作業は困難を極めることから、ロボットの活用が必須です。当社は、2018年から「遠隔操作ロボット」の開発を開始し、これまでに「現場確認用の偵察ロボット」「高所点検ロボット」「ヘビ型ロボット」等の開発を進めてきました。
 当社のこれまでの知見・経験を活かし、「遠隔操作ロボット」の開発・改良を更に加速するため、2023年10月1日、原子力本部に「ロボット開発推進グループ」を設置しました。同グループでは、専任の担当者が遠隔操作ロボットに関する現場のご要望にお応えするため、国内外を含めた市場調査、関連機関との技術提携等を行い、新技術採用の提案や将来性を見込んだロボットの開発を進めていきます。
 当社は、技術開発を強化し、廃炉作業に於ける高放射線量下領域での安全・確実な作業の遂行にお役に立てるように弛まぬ努力を続けてまいります。

 

【参考】組織体制

  

 

【参考】技術開発について
・ヘビ型ロボット開発による廃炉支援〔動画公開〕 ~高放射線量下領域への挑戦~
・ヘビ型ロボット開発による廃炉支援~高放射線量下領域への挑戦~
・技術紹介

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