当社は、2018年度から外国人技能実習制度を導入し、1期〜4期、各期4名の実習生をタイ王国から迎えています。
　実習生は、当社の溶接・検査センターで、配管作業の基礎知識・実技訓練等の技術研修を行い、その後、プラント配管作業の習得を目指し、大型火力発電所の建設現場で作業に取り組んでまいりました。
　世界的な新型コロナウイルス感染症拡大により、公私ともに制約がある中、技術の習熟・向上に励み、本年10月、2期生が3年間の実習を修了し、帰国しました。
　昨年帰国した1期生同様、Tokyo Enesys(Thailand)Co.,Ltd.で働き、日本で習得した技能・技術を母国で活かすこととなっています。

　当社は、2020年に火力発電所や一般工場向け設備の製造を行うBangpakong工場を取得しました。新型コロナウイルス感染症の影響がありましたが、今年に入って営業・販売活動が本格的に展開できるようになり、東南アジアを中心とした製品製造、販売・輸出を開始しています。
　更に、より付加価値の高い製品の製作が可能となるよう生産体制の強化を図っています。
　今後、同社を拠点としたアジア地域でのEPC^※1工事の受注獲得を目指してまいります。

※1：EPC
「Engineering, Procurement and Construction」の略で、日本語に訳すと「設計、調達、施工」