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2022.10.14 境港バイオマス発電所の営業運転開始について

2022年10月14日

合同会社境港エネルギーパワー
株式会社東京エネシス

 株式会社東京エネシス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:眞島 俊昭、以下「東京エネシス」)100%出資子会社である合同会社境港エネルギーパワー(以下「境港エネルギーパワー」)が鳥取県境港市において建設を進めていた境港バイオマス発電所(以下「本発電所」)は、本日営業運転を開始いたしました。

 本発電所は、境港エネルギーパワーが発電事業者として運転を行い、定格出力は2万4300キロワット、燃料は主にパーム椰子種殻を使用します。2019年9月のバイオマス発電事業公表以降、2020年12月に着工し、本年7月からの試運転を経て、本日の営業運転開始となりました。発電した電力は、FIT(再生可能エネルギーの固定価格買取)制度により、年間約1.6億キロワット時を中国電力ネットワーク株式会社様へ売電いたします。

 東京エネシスは、このたびのバイオマス発電事業が地球規模でのCO2削減に資するものであり、基本理念として掲げる「暮らしのより確かな基盤をつくる」ための重要な役割を果たすものと考えており、事業推進に向けて設計・調達・建設(EPC)、運転・保守(O&M)、発電に至る総合エンジニアリング機能を担うとともに、燃料供給事業にも携わり、グループ一体となった取り組みを進めてまいりました。

 東京エネシスグループは、引き続き地元の皆さまのご理解とご支援をいただきながら、環境負荷低減に向けた発電所運営を行うとともに、地域経済の発展に貢献することで、担うべき社会的責任と役割を果たしてまいります。

以上

【発電所の概要】
 (1) 発電事業者  : 合同会社境港エネルギーパワー 
             職務執行者 柴田 秀信
 (2) 出資会社   : 株式会社東京エネシス(100%)
             代表取締役社長 眞島 俊昭 
 (3) 設備名称   : 境港バイオマス発電所
 (4) 所在地    : 鳥取県境港市昭和町2-9 他(⼯業専用地域)
 (5) 敷地面積   : 約 2万6000平⽅メートル
 (6) 定格出力   : 2万4300キロワット
 (7) 年間送電電力量: 約1億6632万キロワット時(約 5万5000世帯分の年間電気消費量に相当)
 (8) 使用燃料   : パーム椰子種殻※、バーク(樹皮)材、木質ペレット

 ※パーム椰子種殻  : PKS( Palm Kernel Shell)とも表記される。パーム椰子の殻の部分で、パーム油を生産する過程で発生する農作物残渣。

境港バイオマス発電所全景

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