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2022.09.13 福島復興の取り組みに努めています ~「双葉カントリーエレベーター」等に残された生産物の搬出と解体工事の完了について~

 当社は、福島復興への取り組みを重要な使命として、これまで中間貯蔵施設整備に伴う支援業務や残置生産物処理等を行うとともに、福島第一原子力発電所における廃止措置関連業務に取り組んでいます。
    
 このたび、福島第一原子力発電所事故の影響により福島さくら農業協同組合様の双葉カントリーエレベーターおよび双葉農業倉庫の施設内に残置されていた生産物(玄米、籾など)の搬出および同施設の解体工事を受注し工事を進めてまいりましたが、本工事が完了しお客様に確認をいただきました。
 本工事は、搬出から解体、電気・計装、機械設備工事に加え、放射線管理技術を活かした当社が有する総合設備工事力を結集し、地域の協力会社様と一体となって取り組みました。
 本工事の施工においては、地震により散乱した1,500トンを超える残置物の搬出が課題でありましたが、搬出工法を工夫することにより、無事故・無災害で工事を完遂することができました。

 当社は、今後とも福島復興に向けて継続的に取り組んでまいります。



〔左写真:双葉農業倉庫内残置物:搬出前、右写真:搬出後〕


〔左写真:双葉カントリーエレベーター・双葉農業倉庫:解体前、右写真:解体後〕

※カントリーエレベーター:
穀物の生産者が利用する共同施設(大型倉庫)のこと。 この施設で玄米・籾などを乾燥・貯蔵・調製・出荷までを一環して行う。
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