2022.08.09
会津こもれびバイオマス発電所の起工式を開催 ~工事着工に向けて安全を祈願~
株式会社東京エネシス
8月8日、株式会社東京エネシス(以下、「当社」)、東京産業株式会社、株式会社SHICHIJO、北越コーポレーション株式会社の4社(以下、4社をあわせて「出資4社」)が出資する合同会社会津こもれび発電所(以下、「AKP」)は、福島県河沼郡会津坂下町で計画を進めている会津こもれびバイオマス発電所(以下、「本発電所」)の起工式を執り行いました。
発電所予定地で行われた起工式には、ご来賓の皆さま、出資4社、事業者、工事関係者と合わせて約30名が参列しました。
出資者挨拶の中で当社眞島社長より、地元の皆さまのご理解・ご協力に対する謝意を述べるとともに、本事業が『美しい自然にはぐくまれ未来に向かってたくましく生きる』という会津坂下町民憲章に則した事業であることや2050年カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みであることを述べ、最後に安全第一での工事完遂を強調しました。

今後、9月より基礎工事を進め、来年8月頃には発電所本体工事に着手、営業運転開始は2024年12月を予定しています。
本発電所は、国産の木質チップ(未利用材、一般木材、建設廃材)を発電燃料とする出力規模7,100kWのバイオマス専焼発電所です。年間約5,000万kWhの送電量を見込んでおり、再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT制度)を利用し、発電する電気全量を東北電力ネットワーク株式会社へ売電する予定です。
本発電所は、AKPが事業主体として推進し、出資4社は本発電所の建設工事の監理や営業運転開始後の運用・保守、燃料の調達・輸送などの業務を、各社の強みに応じAKPから受託し実施するとともに、AKPに対する行政や周辺地域との関係構築・維持などについての協力や支援を実施しています。
当社は、出資各社およびAKPとともに、会津地域の皆さまからのご理解やご支援をいただきながら、環境負荷の低い再生可能エネルギー由来の電力の普及拡大と地域経済の発展への貢献を目指してまいります。
【参考】
・バイオマス発電事業参画に関するお知らせ:(2022年3月4日公表済)
【会津こもれびバイオマス発電所パース図】
